当社の精密深穴加工とは、「ガンドリル」を用いた長い穴あけ加工を指します。その名の通り、もともとは鉄砲の銃身の穴あけ加工に用いられていた工法と設備で、現在はその真っ直ぐで深い穴の加工技術が様々な機械部品等に応用されています。
当社の深穴加工技術の大半は、工具と円柱形状のワークを相対的に回転させて流れや曲がりを抑えた内容になっております。例えば加工径Φ6.0・加工長さ1000mmの穴を片側から貫通させた場合、加工入口と出口での穴の流れは1mm以内に収まります(ただしこの数値は材質・材料の外径・材料の曲がり等に大きく影響されます)
機械設備のレパートリーも豊富で、Φ4~Φ32の加工範囲のものからΦ4以下の小径深穴加工機も導入しております。
(小径加工実績)
・加工径Φ1.0で110L(SUS304)
・加工径Φ0.8で90L
2011年7月現在、純モリブデンのパイプの穴あけ加工の実績があります。
・加工径Φ12.7で1000L
・加工径Φ25.4で950L


また、円柱形状のワークに限らず角ものの深穴加工も得意としております。端面への数箇所にわたる穴あけもNC制御により高い位置精度を持ちあわせており、様々な機械部品の穴あけ加工をして参りました。
加工範囲はX500mm程度・Y240mm程度です。ワークの大きさに限らず、穴加工範囲がこの範囲内であれば加工は可能です。 小径加工用の同型機もございます。
加工製品例
・航空機のヒンジ部加工
(難削材で真っ直ぐな穴あけ技術が必須)
・食品関係の大型機械冷却用の穴あけ加工
(異型ワークの位置決めが困難)
etc.