精密複合加工

当社では、もともと精密機械の部品を大量生産する複合加工機(※1)を独自の方法で使用しており、高精度はそのままに1個から超精密な試作品等を製作する体制が整っています。

NC旋盤等とは切削概念が少し異なり、様々な形状の加工ができます。例えば、Φ6の材料からシャープペンシルの芯のような製品を削り出せたり、米粒サイズの精密複合製品の加工ができたり、当社の応用は多岐に渡ります。

※1 当社では、旋盤加工(ワーク回転)やフライス加工(工具回転)といった、違う切削概念を1台の機械で加工することを「複合加工」と呼称しています。

シチズンM-32

精密複合加工例

また、当社の得意とする微細穴加工の精度も持ち合わせ、Φ0.20mm程度の微細穴加工も複合的に加工できます。複合的に加工するためL加工後の軸や製品中心に対する位置精度も高いことに加え、機械加工の熟練工にオペレーターを任せている為、総合的に高い技術水準での製品の提供が可能です。さらに背面チャック(下記参照)を有しており、両端部の同軸加工、同軸精度の確保が可能です。

→精密複合加工用機械(社内設備ページへ)

 

背面チャックとは
(1).バーフィーダでワーク(材料)を押し出します。
背面チャック説明1

(2).複合加工を行います。
背面チャック説明2

(3).背面チャックが移動し、ワークを把持します。
背面チャック説明3

(4).ワークを切り離します。
背面チャック説明4

(5).背面チャックが元の位置に戻るとともに、(1)と同様にワークを押し出します。
背面チャック説明5

(6).背面チャックで別の加工を行うとともに、正面チャックで(2)と同様の加工を行います。
背面チャック説明6

正面チャックと背面チャックの同軸度が高精度で維持されているため、ワークの同軸度・位置精度が理論的に確保されます。